2019.06.05
抜け毛

産後の抜け毛対策は「隠す」+薄毛対策サプリで!

なんと、産後ママの7割が産後の抜け毛に悩まされているそうです。

産後の抜け毛の主な原因はホルモンバランスの変化が大きな理由ですが、薄毛に対して取れる対策もたくさんあります。今回の記事では、産後の薄毛の対策に関して、主に「隠す」という観点から対策を紹介します。

「隠す」というと少し後ろ向きに思えるかもしれませんが、ほとんどのママにとって産後の抜け毛は一時的なものです。また、隠すことでストレスや不安を軽減することができれば、毛髪にとっても日々の生活にとっても大きなメリットになります。それでもやっぱり、1日も早く髪を増やしたい・・・という方におすすめのサプリメントも紹介しています。

目次

1、 どうして出産後は髪が抜けやすくなるの?
2、 抜ける前にできる薄毛隠し対策とは【対策・準備編】
3、 産後に髪が抜けた後の3つの抜け毛対策
4、 まとめ

1、どうして出産後は髪が抜けやすくなるの?


女性にとって出産は人生の中で非常に大きなイベントです。
出産(妊娠)の前後では心身の劇的な変化が起こりますが、変化の一つが抜け毛です。専門的な言葉で、「分娩後脱毛症」ともいいます。

では、分娩後脱毛症が起こる理由はなぜでしょうか?

その最大の原因は、ホルモンバランスの変化です。女性ホルモンには、髪にハリ・ツヤ・コシを与え抜けにくくする働きがあります。妊娠中は、出産準備のために女性ホルモンが活性化しますが、産後に女性ホルモンが激減するので産後3か月くらいの時期に抜け毛が急激に増えるというメカニズムです。

通常期の生理周期では、女性ホルモンのピーク時と最も少ない時期の差はイメージで伝えると地上20階建てのビル程度ですが、出産の前後はエベレスト山程度となります。いかに、出産時期の体調変化が劇的なものなのか、イメージしていただけるかと思います。

出産後に髪が抜けやすくなる仕組みやデータについてはこちらで解説しています。

2、抜ける前にできる薄毛隠し対策とは【対策・準備編】

「隠す」なら、髪が抜けた後に対策をすれば十分だと思われるかもしれませんね。でも、せっかくなら、オシャレなスタイルを納得して選びたいと思いませんか?そのためには、妊娠中に行う対策・準備も重要になります。

抜け毛の予防法についてはこちらで解説していますので、併せて参考にしていただくと効果的ですよ。

対策①美容院で産後に備えたスタイルに♪

産後の抜け毛は髪型で隠したり、目立たなくしたりすることができます。産後は、育児や授乳などに時間を取られてしまい、美容院での時間も確保しづらくなるので、妊娠8~9か月の頃に産後を見越したスタイルにしておきましょう。

どのようなスタイルが理想的かについては、好みや髪質によって異なります。
ロングスタイルはスタイルによってボリューム不足やつむじ、生え際を隠しやすい反面、手入れに時間がかかりがちです。反対に、ショートは日ごろの手入れが楽な反面、産後しばらく経過するとアホ毛が目立ってしまうことがあります。

産後の髪型についてはこちらでも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

対策②ウィッグを購入する

産後の抜け毛を見越して、ウィッグやヘアバンドなど抜け毛を目立たなくするヘアグッズを購入するのもよいでしょう。

「天使の恋するXOXOミディ」\13,980(リネアストリア)


「キャリーナチュラルウェーブ」\10,780(ピンクエイジ)


オールウィッグ【外ハネくびれボブ】\8,856(PRISILA)

ウィッグを活用してこのように薄毛を隠しながら、オシャレを楽しむことができます。オシャレを楽しむことで、ストレスや不安の軽減にもつながるので、ストレスケアにも効果を発揮します。

ウィッグは高価なものというイメージがあるかもしれませんが、数千円程度で購入できるものも増えているので、出産前に一度好みの髪型がないか確認してみてはいかがでしょうか?(日常的に着用する場合は頭皮が蒸れてしまうリスクもありますので、説明書をよく読んで頭皮のケアに注意しながら利用しましょう。)

出産後はどうしても育児に追われてしまいますので、妊娠中に好みに合ったアイテムを選んでおくのが理想的です。

3、産後に髪が抜けた後の3つの抜け毛対策


分娩後抜毛症によって薄毛が目立ってきた時には、抜け毛の症状を改善するための対策と薄毛を隠す対策を同時に対処していきましょう。

対策①薄毛対策サプリを利用する(iqumore)

まずは、産後の抜け毛が一日も早くストップし、新たに元気な髪が伸びてくるように対策をしましょう。

育毛といえば育毛剤をイメージされる方が多いかもしれませんが、おすすめは髪の発育に良い成分が配合された薄毛対策サプリメントの利用です。例えばiqumoreには、大豆イソフラボン、リジン、亜鉛、シナモンなど女性の薄毛対策にぴったりの成分が過不足なく10種類配合されています。

授乳中ママは母乳への影響など成分が気になるところかと思いますが、天然成分で配合されているので医薬品などと比較して気軽に摂取できます(他のサプリメントを摂取されている方は、かかりつけの先生に相談されると安心ですよ)。

分娩後抜毛症は1年前後で自然に回復する見込みが高いですが、なかなか抜け毛が収まる気配の見えない方や一日も早く対策をしたい方は、ぜひ試してみてください。

対策②薄毛を隠しつつおしゃれにスタイリング♪

美容院で産後にぴったりの髪型に整えてもらっても、セットが決まっていなければ台無しになってしまうことがあります。

例えば、せっかくつむじや生え際を隠すために髪を長めに残しておいたのに、そのまま一つに縛るだけでは隠したい箇所が隠せていないようなケースです。

特に、外出する際や人前に出る時には髪のセットなどに注意しましょう。
【対策・準備編】で紹介したウィッグもそうですが、ヘアバンドも薄毛対策に効果的なアイテムですので積極的に活用していきましょう。

引用:ヘアバンド、人気の秘密 | うめいちブログ

対策③増毛スプレーを使用する

QZお試しセット\2,000(Re&Do株式会社)

増毛スプレーを使用すれば好みの濃さにボリュームを調整することができます。
QZシリーズは頭皮の薄毛を隠すだけではなくて、頭皮ケアに良い成分が配合されており頭皮環境に優しいスプレーです。ほとんどの方にとって分娩後抜毛症は一時的な症状なので、隠すだけではなく将来のことを考えた商品を使用するのが理想です。

4、まとめ


産後の薄毛は急激に症状が現れますので、戸惑ってしまう方も多いかと思います。また、恥ずかしくてなかなか他人に相談できない悩みでもあると思います。同時に、産後の薄毛は一時的な症状である可能性が高いので、バレないように隠しておくのも一つの方法です。

あらかじめ美容院でケアしやすい髪形にしておいた後、ウィッグやヘアバンドなどを使用することでオシャレに薄毛を隠すことができます。また、1日も早く元気な髪が育つようにするには、サプリメントの活用も効果的です。

今回の記事を参考にしていただければ、産後急にごっそり髪が抜け落ちてしまう日々が続いても、ある程度慌てずにおしゃれを楽しんでいただけるのではないかと思います。もし、1年半以上経ってもなかなか薄毛が改善しない時には、薄毛が長期化する可能性があるため一度皮膚科や薄毛対策外来を受診されるようおすすめします。