2018.08.31
女性の髪の毛

女性のつむじの普通の状態は?もしかしてつむじハゲ?薄毛の基準は?

お風呂上りなどに鏡を見たときに、自分のつむじが薄くなっていることに気づき、「もしかしてハゲてきているんじゃ?」と不安になる女性は意外に多いです。

しかしどの程度の薄毛からハゲになるのかわからない人も多く、人によっては専門医にかかったほうがいいのかという判断に困る場合があります。

女性の通常のつむじの状態や、つむじハゲの状態、その原因と改善方法について解説していきます。

 

女性のつむじ・分け目の普通の状態は?つむじはげ・薄毛の基準は?

女性のつむじ・分け目の普通の状態

健康的で普通のいつむじの状態は、髪の毛の密度や頭皮の状態などで判断することができ、健康で通常の女性のつむじの場合には2つの特徴があります。

●頭皮の状態

健康で特に頭皮トラブルなどのない女性の場合、頭皮の色は白から青白い色をしています。

頭皮の血流にも問題がないので、健康的な色合いに見えることが多いです。

もともとつむじ部分は髪の毛の根元が見えやすくなっていて、他の部分のように髪の毛が重なることがないため、地肌が見えやすいという特徴があります。

●髪の毛の密度

健康的で問題のないつむじの場合は、一般的に中心部から外側に向かって渦を巻くように髪の毛が生えています。

分け目ができていても髪の毛の密度がとても高いです。

分け目がはっきりとできて地肌が見えている場合でも、分け目の幅が狭いという特徴があります。

 

薄毛が進行している場合のつむじ・分け目の状態

薄毛の症状が進行してしまっている場合は、健康な状態と比べると全体的に髪の毛が薄いためつむじハゲかどうかを見分けやすいです。

●頭皮の状態

健康的で問題のない頭皮の場合と比較すると、薄毛が進行してきている逃避は、肌色から茶色っぽい色に見えることが多いです。

また健康な状態と異なり、血流が悪くなって髪の毛に栄養がいきわたっていなかったり、シャンプーや紫外線などで頭皮にトラブルが起きていることもあります。

●髪の毛の密度

薄毛が進行しているつむじの場合次のような特徴があります。

  • 分け目が広がっている
  • 分け目周辺の地肌が透けて見える
  • 分け目が周辺で枝分かれしている
  • つむじ周辺の髪の毛がまばらになってきた

このような症状が見られる場合は、薄毛が進行していると考えたほうがよいでしょう。

 

つむじはげ・薄毛が進行してしまう原因は?

つむじハゲは年齢的なものもありますが、薄毛が進行してしまうと考えられている原因に、「生活習慣」や「頭皮環境」といったものがあります。

脱毛を招く生活習慣

生活習慣の乱れでまず考えられるのが、食事です。

忙しいから、食べたくないからと食事を抜いたり偏った食事をすることで、頭皮や髪の毛に必要な栄養が足りなくなってしまい、髪の毛が成長できず、細くて弱い抜けやすい髪の毛になってしまうんです。

また睡眠不足が続くと自律神経が乱れてしまい、髪の毛の成長に必要な「成長ホルモン」を十分に作ることができず、髪の毛が成長できなくなる原因になります。

お酒好きな人の場合、一度に大量にお酒を摂取することで、体内でアルコールを分解するときに、髪の毛を作るのに必要なアミノ酸やビタミンB群が成長でき大量消費されてしまい、髪の毛に栄養がいきわたらなくなります。

喫煙も薄毛の原因になる習慣のひとつで、タバコの成分である「ニコチン」は血管を収縮させてしまいます。

そのため頭皮の血管が収縮し、髪の毛に十分な栄養がいきわたらなくなって、薄毛の原因になる可能性が高いです。

 

頭皮環境の悪化

毎日使うシャンプーが頭皮環境にあっていない場合は、炎症などの症状がなくても知らず知らずのうちに頭皮や髪の毛にダメ―ジを与えていることがあります。

シャンプーの中でも「高級アルコール系」のものは、洗浄力が強い分、頭皮や髪の毛のダメージが強いです。洗浄力が強いと過剰に皮脂を取り去って乾燥肌の原因になったり、皮膚に炎症を起こしてしまい薄毛の原因になることが多いです。

アレルギー成分などが含まれているシャンプーでアレルギー症状が出ても、同じように頭皮トラブルから髪の毛にダメ―ジを与えてしまい、新しい髪の毛が作られなくなったり、薄毛の原因になってしまいます。

またシャンプー以外にも、日常で使用するものではヘアカラーやパーマ液、スタイリング剤があります。

ヘアカラーやパーマ液は、皮膚に対して刺激が強いために頭皮につけてしまうと頭皮や毛根などに大きなダメージを与え、スタイリング剤は、頭皮に付着して炎症を起こしたり、毛穴に詰まってしまうことで薄毛の原因になってしまうことがあります。

そして外出時に「紫外線」で頭皮が焼けてしまうのも、薄毛の原因になるといわれています。紫外線で頭皮が日焼けすることでダメージを受け、育毛に影響が出てしまうのです。

 

つむじはげを改善するには?

つむじハゲは進行しすぎると改善が難しい場合がありますが、初期~中期なら自宅で改善策をとることで、薄毛状態を改善することができます。

改善策はとても簡単なことなので、薄毛を心配しているのなら、今日からでも改善策を行うようにしましょう。

 

頭皮を刺激から守る

ヘアカラーやパーマ液は使わないのが一番ですが、どうしても使いたい場合は、

自分で行わず美容院などで行ってもらい、頭皮に薬剤がつかないようにすることが大切です。

スタイリング剤は、きちんとシャンプーすることで落ちるので、寝る前にしっかりとシャンプーをしてスタイリング剤を落とし頭皮をすっきりさせることで薄毛の原因を作ることを防げます。

頭皮の日焼け対策は、UVスプレーを使ったり、蒸れにくい素材の帽子や日傘を使うことで紫外線により日焼けを防ぐことができます。

 

シャンプーを見直す

頭皮環境がきちんと整っていないと、栄養分が髪の毛にいきわたっていてもうまく髪の毛は育ちません。

そのためまずは頭皮を刺激から守ることを最優先に考えることが必要になってきます。

薄毛対策サイトやコスメサイトでの口コミ評判のよいシャンプーでも、自分の頭皮環境に合わないものは頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。

薄毛が気になる場合は洗浄力が強く、頭皮や髪の毛へのダメージが強い「高級アルコール系シャンプー」は避けましょう。

薄毛対策に向いているのは「アミノ酸系のシャンプー」で、頭皮や髪の毛へのダメージが少ないため、頭皮トラブルを改善し育毛しやすい頭皮環境に整えやすいです。

敏感肌やアレルギーのある人は、「石鹸系のシャンプー」でもよいでしょう。

今使っているシャンプーでかゆみや赤みなどが出ることがあるのなら、シャンプーを変えることで頭皮や髪の毛の状態を改善し、育毛しやすい頭皮環境を作りやすくなります。

 

まとめ

女性のつむじハゲは健康な状態と異なり、分け目が広がっていたり、全体的に髪の毛が薄いといった症状が出ます。

つむじハゲ初期~中期なら、原因となる生活環境の改善やシャンプーを変えるといったことで、薄毛状態を改善することが可能です。

つむじハゲ対策は予防にもなりますので、薄毛が気になる人は今日からつむじハゲ対策をしてみませんか?