20代女性が薄毛になってしまう原因は?

薄毛は男性ホルモンの分泌量の増加が関係することが多いため、女性が薄毛になることは少ないと考えられがちです。しかし、薄毛の原因は必ずしも男性ホルモンの分泌量の増加だけではないため、女性に薄毛の症状が表れることもありえます。特に20代の女性は、女性の薄毛の原因として指摘されていることを日常的に行っていることが多く、注意しなければなりません。

ここでは、20代の女性が薄毛になってしまう原因と、特に薄毛に気をつけるべき20代女性の特徴について解説します。

20代女性が薄毛になってしまう原因は?

ストレスによる自律神経の乱れ

日常生活で感じるストレスは徐々に蓄積していき、健康面でさまざまな症状として表れます。ストレスと薄毛の関係性については特に頻繁に指摘がされており、薄毛もまたストレスによって引き起こされる症状のひとつといえます。

ストレスが健康面でのさまざまな症状として表れる理由としては、蓄積されたストレスが自律神経に影響を及ぼすことが挙げられます。ストレスの影響を受けて乱れが生じた自律神経は、やがて交感神経へ強く作用するようになり、その結果、血管を収縮させ血流を悪くします。

血流が悪くなると体内では酸素や栄養がスムーズに運ばれなくなり、そのことは発毛にも影響します。その結果、最終的に薄毛の症状が表れてしまうのです。

睡眠不足や栄養バランスの偏りで髪が成長しない

発毛を促進させるためには、血管を通して栄養分がスムーズに運ばれなくてはなりませんが、そもそも栄養分が不足していれば発毛が行われる頭皮にも十分な栄養は運ばれなくなってしまいます。

よって、睡眠不足によって体内における栄養分の生成機能がしっかりと機能しなかったり、栄養バランスが偏った状態が慢性化してしまうと、発毛や既に生えている髪の毛の成長が阻害されてしまい、結果的に薄毛の症状が表れてしまうことがあります。

パーマやカラーリングのし過ぎによる頭皮への刺激

特に20代を中心とした若い女性は髪の毛へのパーマやカラーリングを頻繁に繰り返すことがあるかと思います。しかし、この際に髪の毛へのダメージを気にする方は多くても、頭皮へのダメージを気にされる方はあまり多くはないでしょう。

パーマやカラーリングで使用される薬剤は皮膚への刺激が強く、手についてしまうとかぶれなどを引き起こすことがあります。このことは頭皮に対しても同様であり、頻繁にパーマやカラーリングを繰り返すと頭皮は大きなダメージを受け、発毛にも大きな悪影響を及ぼすことがあります。

特にカラーリングは美容院へ行かなくても自身で行うことが可能ですが、十分な技術がないと頭皮へのダメージが大きくなってしまうことがあるため、注意が必要です。

スタイリング剤使用後に十分に洗髪できていない

パーマやカラーリングの薬剤と同様に使用頻度が多くなりすぎると頭皮に大きなダメージを与えるのがスタイリング剤です。スタイリング剤は紙になじみやすいように開発がされていることから、少し量が多すぎると毛穴にも簡単に入り込んでしまいます。そのため、このような状態が長時間続いてしまうと発毛にも影響を及ぼすことがあります。

また、スタイリング剤を使用したときに気をつけなければならないのが洗髪をしっかりと行うということです。洗髪がしっかりと行われないと毛穴に入り込んだスタイリング剤は徐々に堆積していき、その結果、薄毛を引き起こすことがあります。

食生活やストレスによるホルモンバランスの乱れ

上述したように薄毛に男性ホルモンの分泌量が関係していることはよく知られていますが、その一方で女性ホルモンの分泌量も薄毛には関係しています。このような女性ホルモンを原因とする薄毛を「FAGA」と呼び、この疾患は若い女性でも注意が必要です。

女性ホルモンの分泌量が薄毛を引き起こすきっかけとしては、食生活の乱れやストレスが挙げられ、これらを気にしながらホルモンバランスの乱れを防ぐことが重要となります。

20代で薄毛にならないために注意したい人は?

過度なダイエットをしている

上述したように食生活の乱れは栄養バランスの乱れやホルモンバランスの乱れを引き起こすため、結果的に薄毛の原因となることもありえます。とりわけ20代の女性の中には食事制限によるダイエットをしている方も多いかと思われますが、それは度を過ぎると薄毛を引き起こす危険性も秘めているため、栄養バランスを考えながら節度を守ることが重要となります。

おしゃれ大好きで頻繁にカラーリングしている人

カラーリング剤の中にはすぐに色が抜けてしまうものも多いため、頻繁にカラーリングをしている20代の女性も多いことでしょう。しかし、上述したとおりカラーリング剤による頭皮への刺激は薄毛の原因となるため、特におしゃれが好きな方は注意が必要です。

ストレス発散が苦手な人

蓄積してしまったストレスは自律神経やホルモンバランスに悪影響を及ぼし、薄毛を引き起こします。よって、薄毛を予防するためには自分に合った方法でストレス発散をすることも重要となります。

そのため、逆に自分に合ったストレス発散方法を心得ておらず、ストレスをため込んでしまう方もまた、薄毛には注意が必要です。また、具体的なストレス発散方法としては適度な運動をすることや、趣味に使える時間を毎週確保し、仕事や人間関係のことを忘れられる状況を定期的に作るといったことが有効となります。

20代の薄毛は早めに対策を

20代女性の薄毛はホルモンバランスの乱れや自律神経に生じた以上などが原因となることが多く、それらが改善されれば、多くの場合、薄毛の症状もすぐに改善されます。しかし、薄毛の状態が長期間にわたって継続されると、発毛自体にも影響が及ぶことによって、原因が改善されても髪が生えてこなくなってしまうこともあります。

このことから、女性が20代で薄毛が気になり始めた場合、できるだけ早いうちに対策を講じ、原因から症状を改善することが重要となります。

まとめ

ここでは20代女性の場合に限定した薄毛の原因として考えられることと、特に薄毛に注意が必要な20代女性の特徴について解説しました。20代女性の薄毛はとにかく早く治療を行うことが大切ですので、薄毛と確信できるほどの症状がなくても、つむじの広がりや脱毛などが気になったら、すぐに病院へ行き、専門医に診てもらうようにしてください。